マンションと戸建の違いは何?

戸建・マンション

販売価格で比較してみよう

ライン

戸建タイプかマンションタイプか選択する上で、非常に重要なのはやはり「価格」なのではないでしょうか。

 

ただし、販売価格が安い物件を購入した場合には、ランニングコストが多くかかってしまう可能性があることも踏まえ販売価格だけでなく購入後のランニングコストも踏まえて物件購入することも大切ですのでご参考にしてみて下さい。

 

千葉県の中古戸建成約状況

成約件数 2,861件(↑)
価格 1,902万円(↑)
土地面積 201.02㎡(↑)
建物面積 109.14㎡(↑)
築年数 24.22年

中古戸建住宅概要

首都圏中古戸建住宅の成約件数は13,348件(前年比2.4%増)で2年連続上昇。

 

物件価格は首都圏平均で3,110万円(前年比0.2%減)で2年連続で下落。

 

平均土地面積は147.99㎡(前年比0.8%増)、建物面積は105.24㎡(同0.3%増)。

 

平均築年数は21.62年(前年21.38年)。

千葉県の中古マンション成約状況

成約件数 4,245件(↓)
価格 2,136万円(↑)
面積 73.49㎡(↑)
築年数 25.46年

中古マンション概要

首都圏中古マンションの成約件数は35,825件(前年比6.0%減)で2年ぶりに下落。

 

物件価格は3,599万円(前年比4.6%増)で㎡単価と同様8年連続で上昇。

 

平均専有面積は65.24㎡(前年比1.3%増)と2年ぶりに拡大。

千葉県の新築戸建成約状況

成約件数 981件(↑)
価格 2,820万円(↓)
土地面積 149.25㎡(↑)
建物面積 101.95(↑)

新築戸建住宅概要

首都圏新築戸建住宅の成約件数は6,334件(前年比7.9%増)で2年連続上昇。

 

物件価格は首都圏平均で3,486万円(前年比0.7%減)で2年ぶりに下落。

 

平均土地面積は122.95㎡(前年比0.3%減)、建物面積は98.40㎡(同0.5%減)。

出典:公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向」より

 

 

2021年4月~6月の中間報告書では、以下の内容が発表されております。

千葉県の中古戸建成約状況

成約件数 807件
成約価格 2,188万円

千葉県の中古マンション成約状況

成約件数 1,227件
成約価格 3,837万円

資産価値を考えよう

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物件の資産価値とは非常に重要です。購入時には、売却の予定など全くなかったとしても、人生の中で予想していなかった変化が起こる事も考えられるのです。

もしも物件を売却しようと思った時に資産価値が予想以上に下がってしまっていたら、売却できてもローンの残債が残ってしまったり、賃貸に出そうとしても借り手がつかないケースが発生してしまうこともあるのです。

 

資産価値の考え方には様々ありますが、今回は売却を考えた時のケースで考えてみましょう。

 

どんな住まいが資産価値が高いの?

 

構造がしっかりしている住宅

当然ですが、住宅は時間の経過や、人が生活し続けることで傷んできます。しかし、耐久性や機能性がよく、構造的な部分で「丈夫な家」は劣化スピードも緩やかです。

さらに、日々のメンテナンスをしっかり考えて行っている場合には、「築年数の割に綺麗な住宅」という印象を与え、高評価も受けやすくなります。

 

 

利便性が高い土地

物件の周辺環境も資産価値に影響します。駅までの距離や、学校までの距離、買い物施設の充実性、病院の有無などが影響します。

特に、駅までの距離は、築年数が経っても人気が高く資産価値が下がりにくい傾向があります。

 

安心して住める物件

災害時に被害に遭いにくい立地も、資産価値が下がりにくくなるポイントです。地盤の弱い土地は地震の揺れによって、建物に与えるダメージは大きくなると考えられます。

また、水はけの悪い土地は、大雨の時に浸水被害の可能性が考えられます。日本は災害大国の側面もあるので、事前に防災マップも確認しておくと良いでしょう。

リフォーム・増改築で比較しよう

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戸建ての場合、メリットは室内や外構など気になる部分のリフォーム・修繕・増改築を自由に出来ます。逆にデメリットは、屋根や外壁、外構などご自身で管理していく必要があるため修繕費をご自身で積み立てておく必要があります。

 

一方マンションの場合、メリットは外壁や共有部分は毎月の修繕積立金は支払いますが、管理組合が必要な修繕を行ってくれるのでご自身で管理する必要はありません。逆にデメリットは、玄関ドアや窓のなど共有部分となる場合には勝手にリフォーム・修繕することはできません。マンションの場合には、管理組合によって共有部分の定義が異なるため、工事を行う前に図面を提出したり承認を得るなどのルールがあるのが一般的となります。

住み心地で考えよう

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ご自身の理想とするライフスタイルはどんな生活でしょうか。

戸建では、生活スペースがマンションより広いことが多く、駐車場、騒音、ペットの飼育などが有利となるでしょう。

逆にマンションでは、駅近物件が多いことや、セキュリティ面での安心感や管理を委託できる点が有利となるでしょう。

 

 

一戸建てのメリット

 

居住スペースの広さ

階段スペースを差し引いてもマンションより広いことが多い

 

日当たり・風通し

窓が多いので、日当たりや風通しの良さが期待できる

 

駐車場

敷地内にスペースがあることが多く、2台分や大型の車両も駐車できることもある

 

マンションで起きがちな生活音トラブル(足音や掃除機の音)に対する苦情はほとんどない

 

プライバシー

各部屋が離れた構造が少なくなく、家族のプライバシーが確保できる

 

ペット

大型犬をはじめ種類や頭数に制限なく飼育できる

 

近所づきあい

町内会への参加を求められたり、ゴミ当番などの仕事が必要なところもあるが、近隣関係を密にする事で防災面などで助け合えるメリットもある。

 

 

マンションのメリット

 

駅からの距離

駅から徒歩圏の物件が多く、利便性が高い

 

セキュリティ

防犯カメラや有人による監視など、さまざまなセキュリティシステムが導入されている

 

防災面

防災倉庫などが備え付けられていることがあり、居住後は防災訓練が行われる

 

ゴミ出し

物件次第ではあるが、24時間自由にゴミ出し出来ることが少なくない

 

管理

建物周囲の掃除や設備管理などを委託できるので負担が少ない

 

バリアフリー・生活動線

ワンフロアが大部分で室内段差はほぼなく、家事動線もコンパクトな事が少なくない

 

共用施設

大規模マンションであれば、キッズルームやコンシェルジュ、ゲストルームなど充実している

 

近所づきあい

管理組合活動への参加は必須で自治会があるところもあるが、参加して人脈が広がる

 

それぞれのメリット・デメリットを考慮し、希望の条件を決めよう

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ここまで、一戸建てとマンションタイプとの特徴をまとめてみました。

どちらにしようか迷っている場合には、ご自身の希望条件に優先順位をつけ、一戸建てタイプが合っているのか、マンションタイプが合っているのか条件を見ながら決めていきましょう。